予想記事で「この日いちばんの見もの」と書いた曲が、ちゃんと帰ってきました。4月の国立では温存されていた大ヒット「ケセラセラ」。それが7月4日・5日のファンクラブ限定公演で、しかもアンコールの最後に鳴った——。Mrs. GREEN APPLE(ミセス/ミセスグリーンアップル)「ゼンジン未到とイ/ミュータブル〜間奏編〜」国立競技場ファイナル2DAYSの確定セットリストを、事前予想との答え合わせつきでまとめます。
本編は4月をほぼ踏襲、勝負はアンコールにあった
フタを開けてみると、本編の骨格は4月の国立公演をほぼそのまま引き継ぐ構成でした。「Magic」で開幕し、「私は最強」「StaRt」で畳みかけ、メンバーそれぞれのソロコーナーを挟んで、終盤は「ライラック」「青と夏」「コロンブス」「ダーリン」。ここまでは”読める”展開です。ミセスがFC限定公演で仕掛けてきたのは、本編ではなくアンコールでした。「CONFLICT」「風と町」という渋い並びから、最後に「ケセラセラ」。4月にわざと空けておいた席へ、大ヒット曲を最後に座らせる——そういう構成美のあるフィナーレでした。なお、両日ともセットリストはほぼ共通。日替わりでの大きな入れ替えはありませんでした。
確定セットリスト|7月4日・5日(両日ほぼ共通)
複数の現地レポートを照合して確定した全曲です。7月4日(DAY3)・5日(DAY4/ツアーファイナル)ともに、ほぼこの並びでした。
| 順 | 曲名 | どんな曲か |
|---|---|---|
| 1 | Magic | ツアーの開幕を担うオープナー。4月から一貫して1曲目を務めた |
| 2 | 私は最強 | 大森元貴がウタ(ONE PIECE FILM RED)に書き下ろした曲のセルフバージョン |
| 3 | スターダム | 勢いで押す序盤のアッパーチューン |
| 4 | StaRt | 「ゼンジン未到」シリーズの原点にあたる一曲 |
| 5 | アボイドノート | 近年ライブで存在感を増しているナンバー |
| 6 | アポロドロス | 疾走感で畳みかける序盤の要 |
| 7 | familie | アルバムの世界観を背負う重要曲 |
| 8 | Carrying Happiness | あたたかな多幸感に包まれる一曲 |
| 9 | メンバーソロコーナー(大森「Feeling」ほか) | 若井・藤澤の演奏ソロや大森のソロを挟む、間奏編ならではの見せ場 |
| 10 | ANTENNA | 同名アルバムの軸となるタイトルトラック |
| 11 | クスシキ | 荘厳な空気をまとう中盤曲 |
| 12 | Loneliness | 切なさを湛えた中盤の聴かせどころ |
| 13 | Dear | 大切な人へ向けるようなミドルバラード |
| 14 | 僕のこと | 大観衆との一体感を生む合唱の定番 |
| 15 | ナニヲナニヲ | 遊び心のあるリズミカルなナンバー |
| 16 | ライラック | 近年の代表曲。屋外の大合唱で終盤を一気に加速させた |
| 17 | lulu. | 近年の楽曲。流れを受け渡すブリッジ的な一曲 |
| 18 | 青と夏 | 映画主題歌の夏アンセム。7月の国立の夜空と完璧に噛み合った |
| 19 | コロンブス | 認知度の高いタイアップ曲。終盤の盛り上げ役 |
| 20 | GOOD DAY | 明るく開けた曲調がスタジアムに映える |
| 21 | ダーリン | 近年の大ヒット。本編を締めくくる定番の位置に |
| EN1 | CONFLICT | アンコール頭に置かれた、力のこもったナンバー |
| EN2 | 風と町 | じんわり沁みるアンコール中盤の一曲 |
| EN3 | ケセラセラ | 4月には無かった大ヒット曲。ラストに投入され、この2日間を締めた |
予想との答え合わせ|ケセラセラ復活を的中
ここからは事前のセトリ予想記事との照合です。演奏された曲を、予想での確率とともに並べました。
| 順 | 曲名 | 予想記事に記載 | 予想での確率 |
|---|---|---|---|
| 1 | Magic | ○ | 92% |
| 2 | 私は最強 | ○ | 88% |
| 3 | スターダム | ○ | 71% |
| 4 | StaRt | ○ | 83% |
| 5 | アボイドノート | ○ | 68% |
| 6 | アポロドロス | ○ | 75% |
| 7 | familie | ○ | 79% |
| 8 | Carrying Happiness | ○ | 64% |
| 9 | Feeling(ソロ)ほか | × | —(ソロコーナー) |
| 10 | ANTENNA | ○ | 81% |
| 11 | クスシキ | ○ | 62% |
| 12 | Loneliness | ○ | 60% |
| 13 | Dear | ○ | 73% |
| 14 | 僕のこと | ○ | 77% |
| 15 | ナニヲナニヲ | ○ | 66% |
| 16 | ライラック | ○ | 92% |
| 17 | lulu. | ○ | 58% |
| 18 | 青と夏 | ○ | 92% |
| 19 | コロンブス | ○ | 84% |
| 20 | GOOD DAY | ○ | 70% |
| 21 | ダーリン | ○ | 86% |
| EN1 | CONFLICT | × | —(ノーマーク) |
| EN2 | 風と町 | × | —(ノーマーク) |
| EN3 | ケセラセラ | ○ | 55% |
的中率と、読みの答え合わせ
ソロコーナーも含めた演奏24曲のうち、予想表に載っていたのは21曲(的中率およそ88%)。予想した28曲を基準にしても21曲が実演で、こちらは約75%。あいみょん甲子園が”気持ちよく外れた”のとは対照的に、ミセスは”きれいに読み切れた”公演でした。
最大の的中:ケセラセラの復活。 予想記事で「4月に温存された大ヒット。7月での復活が最大の注目枠」「この記事で一番の見もの」と書いた読みが、そのまま当たりました。確率は55%と半々に置いていましたが、アンコールのラストという最高の位置での投入。4月に空けておいた席を、間奏編のフィナーレで埋める——という構成まで含めて、狙いどおりの一曲でした。
外した読み:ダンスホールは戻らず、渋い2曲がノーマーク。 もう一つの温存曲「ダンスホール」(予想50%)は、7月も出番なし。そしてアンコールの「CONFLICT」「風と町」は、予想表に入れられませんでした。大ヒット曲を戻すと読んだ一方で、アンコールに”沁みる系”の曲を差してくる渋さまでは読み切れなかった、というのが反省点です。
まとめ:温存の妙まで含めて、間奏編の完成形
本編で近年の代表曲を過不足なく並べ、アンコールのラストにケセラセラを据える。4月の”空席”を7月に回収するこの構成は、シリーズを締めくくるにふさわしい設計でした。予想としては会心の的中率でしたが、それはミセスのセットが”筋の通った読みやすさ”を持っていたからでもあります。ダンスホールは次のツアーへ持ち越し。「ゼンジン未到」の次章で、どんな席が空けられ、どんな曲が戻ってくるのか——楽しみは続きます。
※本記事のセットリストは、複数の現地レポートを照合して作成した確定情報です。9曲目のソロコーナーは日により内容が前後する場合があります。歌詞の掲載はしていません。曲名は公式表記に準拠しています。

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